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キューピーちゃん 【歌】萌江 【作詞・作曲】 吉川団十郎 【編曲】金子勲

吉川団十郎さんホームページより「2021・4・26(月)」

私の歌に『キューピーちゃん』と言うのがある。
この歌に限って言えば、最初に頭に浮かんだのはオモチャのピアノである。
「オモチャのピアノをメイン楽器にした歌を作ったら面白いはず・・・」
そう考え、創り始め、完成したのが『キューピーちゃん』だった。
だからこの歌を聴く場合は
オモチャの卓上ピアノの響きをジックリと味わって欲しい。

この歌を単なる童謡と思ったら大間違いだ。
歌は童謡でも歌詞の中には私なりの細やかなメッセージを込めている。
丁度、この時代の社会現象、そして流行語はこうだった。
 ●消費社会=使い捨て社会
 世の中には使い捨ての商品が次々と誕生し、買っては捨て、使っては捨て・・・。

私はこのことに疑問を持ち『キューピーちゃん』と言う詞を書いた。
♪ 汚いお人形だからと母さんが捨てた 僕の1番大事なキューピーちゃん ♪

そして『キューピーちゃん』を歌うときは必ず次の言葉を喋ってから歌に入った。
「この歌から現代社会の忘れられた何かを見つけて頂くことができましたなら私は幸せです」
しかしこのセリフの意味を48年間誰からも質問された事はない。
つまり今日まで私以外の誰も知らなかった話である。

さて、『キューピーちゃん』の歌を褒める人はいたが「歌いたい」と言った人はいなかった。ところが48年目にしてやっと「歌いたい」と言った人が現れた。
それが萌江ちゃんである。
彼女の声をひとこと聴いただけで誰でも分かるはず、
「この歌は彼女にピッタリだ」って事がね。

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  1. ENDARS9060N

    高校のころ、ラジオで聞いた懐かしい曲です。その頃は 誰にも ちょさせたくはない と歌っていたと思います。
    団十郎さんもラジオのパーソナリティーで、熱く思いを語っていましたね。懐かしいですね。今は故郷を遠く離れて40年以上帰っていません、ていうかインターネットでたまに観ていますが、異国ですね、思い出の街並みなんていうのは、まったく感じられませんね。今の場所が一番いいですね。じゃ!

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